最近のギラン戦に見る戦術の考察

前回は帝系によるラストの門防衛が勝者を決定した。
今回はラストのGT制御によって我々は一応の「勝利」を獲得できた。
どちらにも共通して言えるのは【ラストの時間の使い方】なのではないか。

そもそも何をもって勝利とするか

遊撃モードでいかに優勢であり、味方の被害が最小限であったとしても、最後にGTを確保できずに勝利といえるのか。
もちろん、我々の遊撃が他勢力と比べて圧倒的に優勢であるとは思わないし、むしろ押され気味の部分もある。
また、味方の被害も決して少ないわけではない。
であればなおさら、最終的にGTを確保(城を獲得)するという勝利条件がとても重要になってくるはずだと思う。
これは本キャラがプリならではの発想なのかな。
もしかしたらファイとかに言わせると「いい汗かければそれで良し」なのかもしれない。
うんまあもしそうだったとしても、余程のことがない限りは、
個人的にはGT確保を最終勝利条件として攻城戦に臨みたい。
城を獲得できないと、ケイブ使えないし税収も手に入れられないしね。

GT確保を念頭に置くと

今回はラスト15〜10分前あたりが戦局のポイントだったと思う。
ここでGT確保体制を敷けた我々が他勢力に対して先手を取れたわけだ。
前回の帝勢の門防衛についてもやはりラスト10分前あたりの各勢力の動きがポイントだろう。
ということで見えてくる【ラスト10分前後のGT攻防】の重要性。
このタイミングでGTを確保できた勢力は、その後の時間の使い方で他勢力に対して先手を取ることができる。
一旦他勢力を城外に飛ばして自勢力に有利な状況を作った上で、門体制を敷いたり、回しプリを入れてGT防衛にしたり。
この体制がラストまで維持できるかどうかは、実力と運によるところではあるが(実力>運かな)、
少なくとも過去2回のギラン戦においてはどちらも、GT確保に成功し先手を取った勢力が勝利した。
これが、ラスト20〜15分前だと話は変わってくると思う。
現状のように各勢力の戦力が拮抗していると、ラストまでの時間がたっぷりあると、
GTを確保し続けるのは結構難しい。運>実力だと思う。そしてさらに防衛側の消耗が激しい。
門防衛をする実力があれば有利とも思えるが、勢力拮抗状態で複数勢力から攻められると盤石とはいえないのではないか。
もうひとつおまけに、早い段階で城を取らされると、
ラストでクラウンを取られてそのまま終了、ということにもなりがち。
GT周辺での攻防を考えると、複数の勢力から一気に攻められると、持ちこたえられても5分程度ではないかな。
ここにもうひとつ仕込み(門やら回しやら)を入れられると、さらに5分延長できるというわけだ。
ということで【ラスト10分前後のGT攻防】に落ち着くのではないか。
前回の帝勢の門防衛で味わった「あと5分時間があれば」といった悔しさを、
今回は他勢力の人たちが味わったのではないだろうかと推測する。
では、ラスト10分時点でのGT確保を実現するためには、どういう流れになっていくのか・・・
これについては、今回はちょっと長くなりすぎたので、また別の機会に考察してみたいと思います。
ただ、ここに書こうが書くまいが、直近の2戦がこういう結果だったので、
各勢力ともラスト10分あたりの使い方を工夫してくるんじゃないかな。
*予想:LDが早めにGT確保に動き、門防衛体制を敷いてくる。LDの集合時点での動員数がキーになる。